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活発化する大学発ベンチャー大阪産業大学のオーエスユーテクノロジー
「ベンチャーを起こして本当によかった。研究者と実業家の2足のワラジを履いたことで、情報量が増えニーズがよく見えるようになった。今年は第1号商品を市場に投入しますよ」と意気揚々なのは、日本における大学発ベンチャーの先駆けである(株)オーエスユー(大阪府大東市)の山田修社長(大阪産業大学教授)。 【日刊工業新聞 2002年1月24日(木)】

(株)オーエスユーは2000年12月、大阪産業大学と山田教授の共同出資(資本金1000万円)で設立。事業内容は燃焼合成やセラミックス系の新素材の商品化だ。
燃焼合成は複数元素の発熱反応によって第3の化合物を創出する技術。金属同士だと金属間化合物が生まれ、元素特性を合金よりも高めることができる。炭化チタン(TiC)などセラミックス系の材料も燃焼合成でチタンと炭素の特性を継承する。
同社のTiCは、空隙率が50%という特徴を併せ持つ。第1号商品として市場に投入するのはこのTiC多孔質材料。水質浄化を目的としたバイオリアクターとして商品化する計画が進んでいる。
山田社長は時折、大学の教員に何ができるのかという冷たい視線を背中に感じるというが「何としても事業を成功させたい。負けるわけにはいかない」気迫十分だ。

 
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